浜松市中区にある住吉古墳です。
浜松中央署の裏にあります。
藪の中にあり姿を見ることはできません。
調査は行われておりませんが、中期の古墳であると言われています。
三方原古墳群の中でも南よりの古墳のひとつで、三方原古墳群は小規模な円墳が多いのですが
中には比較的大きな墳丘を持ち、中期の古墳であると思われている古墳がいくつかあります。
まず直径約20メートルの住吉古墳。
浜松市の古墳13でレポートした住吉南古墳。
浜松市の古墳32でレポートした四ツ池古墳。
静岡県立聴覚特別支援学校内にあり現在は削平され消滅した幸古墳。
他にかつて曳馬中学校の学区内に存在し鳥文鏡が出土したと言われる古墳。
この古墳は鳥文鏡だけが保管されており、どこに古墳があったのかわかっていません。
これら中期古墳と思われる古墳は小規模な尾根ごとに一つずつ造られているという特徴があるそうです。
全国的には大きな古墳が相次いで造られていた時に、三方原台地の南に古墳を造った方々は
どのような地位をもち、どんな生活を送られていたのでしょうか。
名称:住吉古墳
所在地:浜松市中区住吉
古墳群:三方原古墳群
形状:円墳
築造年代:中期
直径:約20メートル
位置情報N34 44 6.247,E137 43 58.545
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